1月5日
昨日からいったん東京に戻っている。家族を回収するため埼玉に寄ったところ、路肩に雪が残っていて驚いた。スタッドレスをはいていないので、もう少し積もっていたら危なかった。東京や埼玉はこの時期いつも快晴だ。平野の内陸部特有の明るさがある。今日は藤倉と一緒に美術批評家・キュレーターの近藤亮介さんと神保町のカレー屋「マントル」で落ち合って近況をあれこれ話す。近藤さんレコメンドのこのカレー屋だが、スパイシーだがしょっぱすぎず、甘すぎもせず、日本人向けにチューニングされていない味でとってもおいしい。なぜか頭には、日立郊外にある、砂糖で味付けしたようなやたらと甘いさらっさらのカレー屋がちらつく。明日日立に戻るからか。その後、レモン画翠でヴェネチア帰国展用の模型素材を買う。グレーのスタイロをたくさん抱えてレジに持っていくと、「足りたかな? がんばってね」と声をかけられた。時期的に卒制で敷地模型を作ろうとしている学生と思われたのだと思う。僕ってまだ大学生に見えるのか、と、たいへん嬉しくなって上機嫌になる(これで上機嫌になるということがおっさんになった証拠だろう)。大学の事務方のみなさんにもいつも学生として対応されているが、毎回とくに修正していない。